読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

もう二度とAmazonで本は買わない。

Amazonが好きだ。

こうして体が弱ってくると、一つのプラットフォームから、生活雑貨から家電、書籍まで手元に届けてもらえるというのはありがたい。

 

しかし最近、書籍を注文するのはやめることにした。

理由はニオイだ。

 

Amazonでは中古本も取り扱ってくれているので、読みたい本が安く手に入れられるのがありがたかった。ところが最近、中古本のニオイがダメになってしまった。ニオイが鼻について読書どころでない。

もともと某消臭剤のニオイがダメ。最近の中古本は似たニオイがする。ああいう化学薬品は香りをつけたら落ちない加工がされているのだろうか、なかなかニオイは落ちてくれないのだ。

 

そういう経験を経て、ならば中古本はやめて、定価で買おうと注文した書籍が、刊行が古いものだったせいもあるのかもしれないが、ホコリ臭くて未だに読めていない。

ずっと空気清浄機のそばに置いているし、拭き取りをしてみたりしているが、数週間お預けを食らったままだ。

経験上、冷蔵庫用の消臭剤が一番吸着がよい気がしているので、これと一緒にビニール袋に入れて放置する方法を試そうと思い、ようやく昨日消臭剤を買ってこれた。買い物にもなかなか出かけられない身としては、思うように物事は進まない。

 

さて、そもそも新品のはずの本がホコリ臭い。

これはもう、Amazonの在庫管理が悪いくらいしか理由が思いつかない。

ホコリ臭い、陽の当たらない倉庫に置かれているのだろう。本にも人にもブラックな環境を想像してしまうが実際のところどうなのかは知らない。働いている人が健康を害さなければいいなぁとは老婆心。

 

そんなわけで、もう二度とAmazonで本は買わないことに決めた。

本も生き物なのだ。呼吸しニオイをまとって存在している。

 

書店も、鮮度がいい書店がいい。

最近はTSUTAYAが本を取り扱っているし、ある意味イキのいい品ぞろえだと思う。刊行が新しいものや、古くても売れ筋で…という意味では。けれどニオイはダメだった。そういう意味での鮮度は低そうだった。もっと在庫回転の良さそうな書店で買うことにした。

 

行くなら大きな書店がいい。回転もいいし、思いも寄らない書籍との出会いもある。中身も確認できるし、ニオイも確認できる。適度に空気にも触れているので、臭いなんてことはない。

 

そして書店員さんが蔵書を把握してる書店がいい。著者名がジャンルとともに頭に引っかかっているような人がいる店がいい。そういう店ほど、本が生きてる感じがする。

 

書店に行くのも体力が要ってなかなか行けない、読みたい欲ばかり募ってじりじりする一週間だった。

かなり無理をおして行ったので、昨夜は足がつって夢でうなされてしまった。

しかし、ニオイはばっちり大丈夫なものが手に入ったので、心は満足している。あちこちに置いて並行して数冊読むので、手持ち無沙汰になっていたのが解消された。

 

また今度書店へ行くのが楽しみだ。

昨日在庫切れして手に入れられなかった文庫を、今度は書店で発注してみようかな。そんなことするのは、何年振りのことだろうか。それとも見つかるまで探し歩くのもいいかもしれない。そんなに急いで読む必要もないのだから。