避難パターン別の対策が必要だよね
対策を提示するような内容ではなく、考えごとのメモです。
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災害対策しておかないとな〜と思いつつ、いまいち進んでない。
最初は、ネット上でオススメされてる情報を整理すれば、何をそろえておくべきかわかるんだと思っていた。
けど、そのうちにあれ?とおもった。
なんか、無駄が多い気がする・・・
専門家の見解 ⇔ 各自の経験 ⇔ 自分に必要なもの
ギャップだらけなんじゃないか。
これが「家族で話し合っておく」の一文に含まれる意図か!
ケース別サンプル集くらいほしい。
さらに、先日の震災を見てると、行政ですら有効な標準策をもってないのがわかった。
対策サンプル集なんていうのもないんだろう。
通信ネットワークや基幹道路、拠点建物の使用可否など別で標準レベルは設定できないんだろうか。
避難人数などの現状を把握する術のないことなど何度もニュースで取り上げられていた。
災害は、行政と各個人が連携して乗り越える必要があると思う。
専門家の見解は、行政や組織の面を中心に活かされるようなもので、
組織で行き届かない部分は各個人で備えるのがいいんだと思う。
しかし、各個人に対する明確な要求というのは行政側からは強くは届いてこない。
おそらくそんなこと大々的に言ったら、あれこれ言われるのが落ちなんだろう。
そんなわけで、ギャップが生まれ、あいまいなままになってるかも?
という感想をもつに至った。
じゃー、行政側があんまりはっきり言ってくれない部分をどうするか?
けっこうしっかり準備しておく方が、あんまり辛い目にあわなくてすむんじゃないか。
そんな気がしている。
それには、被災経験者の知恵をネットとか書籍とかで知っておくことも一つだと思うけど、それだけじゃ足りないし、無駄も多い。
これまでの大きな震災として、関西、東北、関東、熊本・大分あたりの人は、少し手がかりがあるのかもしれない。
それ以外の地域の人は、それを参考にしつつも、自分たちなりのことを考えないといけない。
河川氾濫や台風による水害などは、震災ほど範囲が広くないせいか、あまり被災経験者の知恵というのは聞かない気がする。
そこまでくると住むか住まないかの話なのかもしれない。
どう避難し、どう災害をやり過ごして、さらにどう元の生活へ戻って行くのか?
汚染物質を仮埋設していて、その地図が正確でなかったために新築してしまい、汚染物質を取り出せなくなったというケースも発生してるなんていうし、
新しい所に住む場合の注意事項なんかも知っておいた方がいいのかもしれない。
災害は色んなものがあるけど、私の考えでは対策すべきは地震と台風と大雨。
豪雪地帯では雪もあるだろうし、これだけ気候がおかしければ豪雪地帯でない所でも雪で閉じ込められたなんてこともでてくるかもしれない。
ただ、閉じ込められるだけなら、家にいられるんだからまだましかもしれない。
辛いのは家を失うことだと思う。
なにせ一番大きな防災グッズといっても過言ではないからだ。
地域が密接な関係ならば、家にいるより寄り合い所にいる方が安心という所もあるかもしれない。
千差万別だが、そういうふうに考えて行くと、
・家にとじこめられる(通信網の有無)
・家からでないと死ぬ
・避難所で生活しないといけない
・避難所でも家でも生活できない(移住、車生活)
というパターンがでてくる
さらに、避難所まで逃げる際や避難先で外に出て活動する際のパターンもあるだろう。
・水の中や汚水の中を移動(長靴が適切か、スニーカーがいいのか)
・夏場(熱中症対策)
・冬場(寒さ対策、夏場以外の朝晩の冷え込みもかねて)
・夜間(大雨の際は避けた方がよいけど、ライトはいるよね)
・車の有無(避難に使うべきか、生活拠点として使用可能か)
・活動力(歩ける、地域貢献できる、子どもを頼める人がいない、介護が必要など)
・家族の居場所がバラバラ
このあたりのパターンを起点にして想定しておくことになるのかな。
災害対策は、基本的に地震と台風、大雨を想定したものが現実的だと思う。
火山が噴火した場合まで想定に入れた場合は、専用ゴーグル&マスクを追加。
1セット1万円くらいで入手できそう。
火山灰はかなり危険。
精密機器の故障の可能性もあるようなので、通信網まで止まってしまうなんてことを考えるとそれだけではすまないのだけど。
参)噴火対策には何を準備すればいいの? – 富士山・箱根の噴火に備える | 噴火ドットコム
どこまで備えるか。なやましーね。
普段からアウトドアで過ごす趣味を持っておくとか、道具があるとバックアップ生活を一時的にとるハードルが低いかもしれない。
小学生時代にキャンプを体験するのを公教育として組み込むというふうに、地域全体で変わっていくなんていう賢いことがすすむのをいのりつつ。
いちばんよいようになりますように。