科学と霊能力
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
かなり久しぶりに日記を書こうかなと開いたら、お題がでてた。
人生に影響を与えた1冊、色んな選び方があるなと思った。
最も影響を与えたとか、人生の転換期に読んだとか、今でも心の支えになってるとか、
色々あると思うけど、今、一番興味があることに絡む本について書こうと思う。
本山博「密教ヨーガ」。
かなり古い本だが、興味あって何ヶ月か前に購入して、途中で止まって、
最近後半を読んだ。
そこには、著者の霊能力の体験談が載っていた。
そう、今 私が一番興味があるのは、霊能力って本当にあるんだろうか?ということだ。
この著者は、大学教授で、霊能者の母に幼い頃から修行に連れられて霊能力が開花していたらしい。
さらにそれを科学的に解明しようとしてきた人物。
気の流れなどの科学検証がどれほど妥当かはわからなかったのだが、
世界的に評価されているだけでなく、論理的で明瞭な文章を書くところを見ても、
学者として優秀なことが推察できた。
信じたいから論理で補強するタイプでもない。
目の前に不可思議なことが繰り広げられているために、それを観察し論理だてた様子。
さらに、再現可能な手法(もちろん簡単ではないが)として、まとめあげている。
古今の実践者の見解と照らし合わせて論述されている点でも、一線を画しているように思える。
思い込みや勘違い、論理強化ではないところで語られる霊能力。
霊能力というのは、果たしてあるのだろうか。
無いとすれば、どんな作用が起きているのか。
それ以上に、そこに惹かれる私は一体どうしたことなのか。
見えない世界は苦手なんですけど・・・
ひとまず興味あることを認めるところから始めよう。
必要なければ流れていくでしょう。