ダウントンアビーシーズン3最終回でした。
衝撃的すぎて、眠れなくなりました。
Twitterでみんなの反応を見たりして、このやり場のない気持ちを
なだめようと思ったけど無理で、ブログを書いてます。
今日ははじまりがちょっと遅くって、11:40からでした。
そもそも先々週に前回分が大阪都構想で延期になって、
やっとたどり着いた最終回だったわけで。
前回は最終回前というのに、あちこちで恋愛事情が始まったりして
あと1回でどうなるわけ!?と思っていたのが、
いい具合に落ち着いて、色んなすれ違いなんかも納まって、
「人生って美しい」ってこういうことだなぁとしみじみしたのに、
最後の数分で観ている人すべてを、いや物語の中の人もすべて
不幸にたたき落とすような展開が組み込まれて、やられました。
ひどい。ひどすぎるよ。ダウントンアビー。
今までこんなドSな展開のドラマ見た事ない。
橋田壽賀子でもここまではしないよ!
幸せすぎて怖い・・・みたいな、幸福な台詞をつぶやきながら
予感は気のせいでしたってドラマでよくあると思うんですが、
気のせいじゃなくて、本当に一番ひどい展開を確定シーン付きで
最終回の最後のシーンに組み込むって、組み込むって・・・ああ・・・
最後のシーンは見なかったことにして、人生の美しさと予定調和に
身を委ねて眠りにつきたいです。(夢に出そうですけどね・・・)
ちなみにシーズン4は、スターチャンネルでの放送だけ決まっていて、
スカパーとかの契約が一切ない私としては、続きを見るにはNHK様の
放送にすがるほかなく。
レンタルもまだぽいので、辛すぎてシーズン4のあらすじ全部読んじゃいました。
うん。おもしろそう。
それでも足りなかったので、本場ではどこまで進んでるんだろうと、
英国のサイトを覗いてみたらば、なんかファイナルシーズンやってるぽく。
それもそれで下げ方向に働いてしまい、切ない気持ちを持て余しております。
ちなみに私は、領地運営に一番興味津々。
前回は恋愛ドロドロがあちこちではじまりそうだったんで、
ちょっと萎えてしまいそうだったんですけどね。
最終回のパットモアさんやヒューズさんの素敵さで立ち直りました。
あとやっぱり、マクゴナガル先生=バイオレット様は今回も名言多々。
芯の通った生きる姿勢が身分に関わりなく発揮されていて、
日本人にはなかなかない所だなと思うし、主張しすぎもせず、
私は自分の信条としてこう思うけどねっとさらっとしていて、
もちろん反対もすることもあるんだけれども、
心までは誰にも変えられないとわかってる、という関わり方がそこここに
ちりばめられていて、賢い女性たちに学ぶところが大きいのです。
私は、日本人の中で生きてきて、無言の同一圧力をよく感じていて、
それは、心まで同調することを求めるものだったりして、
特に女性は従う、集団に身を任せる役割を求められていて、
そこがリーダー業務をする際に、ちょっと辛かったりしてたなと。
誰とも属性が違うのに、同類のふりをして信用を得たりしていて、
辛かったな・・・
単なる組織運営だったら、同調でやれるけど、業務革新を組織横断でやるには、
組織間調整だけでは新しい価値は生まれないわけで。
大きくずれてしまってはいけないけれど、
けれど細やかな所まで相手の同意を求めていると進まないし重たいわけで。
同類の部分を嘘でも提示することで、信用を得て委任してもらえれば
文句は出ないという企業文化を逆手に取った作戦だったわけだけれど。
見えてない人は、現実化してはじめて見えるようになるわけで。
先に見えるようになってもらって進められれば一番だけれど、
それを同類の嘘を手放すのが怖かったんですよね・・・
傲慢な行いだけれど、実は恐れから来ていたわけです。
ここにずっとひっかかって、答えがだせてないなって思います。
小学生の頃からひっかかってる問題だと思う。
何度もあの頃の他愛無いワンシーンが繰り返し頭の中で再生されているから。
だからこそ、真剣に考えて、自分の姿勢を見いだしていかないと。
大きく古いものを変えていく。
しかも自分が一番上の権威者ではない。
旧来のものに大きな敬意を払いながら、革新を進める。
領地運営に関わるシーンで、自分の置かれた環境を透かし見ていたのかも。
ずっとメッセージは来ていて、私は常に学び続けてます。
周囲の人が見えるようになるかはさておき、
私はもっと自分の考えを曖昧にせずにしっかり持つ事をしよう。
それが出来ていて初めて、同調文化を使わないリーダーシップがとれるかもしれない。