束の間の凪
昨日は不思議な一日だった。凪のような心持ちだった。
あれ?なににこだわってたんだっけ・・・?みたいな感覚。
人間も自然の一部だから、潮の満ち引きのような
心のうつりかわりが起こるのかもしれない。
一昨日は感情の大嵐で、たくさん泣いた。
ここに書かなかった大波もあらわれて、
それをひとり、声に出して言っては泣いたりしていた。
ひとりごとでは空しいので、ICレコーダーに向かって
ずっとずっと言いたかったことを口に出した。
ううん、声に出してみてはじめて言いたかったんだ・・・と実感した。
「私はできない子なんかじゃない」
そんなようなこと。
そこは幼いころから、どうしても越えられていない部分だった。
心にしこりみたいに残って、忘れようとしても無視しても
否定しても自分を攻撃して貶めても、こびりついていた。
自立というのは、反発することで成立するものだと思う。
怒ることもその一つだ。自分を主張することにつながる。
口をへの字にして、歯を食いしばって、大人になったふりをして、
効率を優先させて、自分の心とか見て見ぬふりをする部分がどんどん増えて・・・
そういうのを大人になる=自立というふうに考えられがちだけど
見えない部分が増えたのなら、それは退化なんだと思う。
だまされちゃいけないと思う。
私の生き方や自己主張は、世間とは違うかもしれないけど
この「私」しかいないんだって、だんだんわかってきた。
昨日はあまりにエネルギーを使いすぎて、呆然としてたという方が合うのかな。
凪と言っても、海面は穏やかで何事もないようだけれど、
水の中はまだ暴れた後の余韻が残っている、そんな感じ。
でも久々に頭はスッキリしていて、Excel使って家計管理簿をいじったり。久々。
なんていうか、幼いころから抱えてきた葛藤は、
思考力を使うスペースまで侵入してきていて、
その葛藤が爆発してくれたので、一気にエネルギーが抜けたような。
耳閉感もだいぶよくなったし。体調は一段上がったのは感じる。
前は無理やり切り替えて、別の人格(ペルソナ)にチャンネル合わせて、
それと同化しまくって思考力確保してたけど、
いまはそうしなくても、こっちの人格でスムーズな感じ。
と言いつつ、これで終わらないのが人間の複雑さかな。
まぁもう何年もこうして溜め込んだ感情を見届けてきたから、
どこまででも見届けますて感じですが。
次のエネルギーは、緊張がひどくて、首の寝違えと背中を
ぎっくり気味にしてくれてるので、なかなかスリリングです。
でもこれ越えたら、だいぶ体の緊張がとれるんじゃないかって
もすこし頑張ろうと思う次第です。