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書類整理

昔から、紙類の整理が苦手。

 

大切なものとそうじゃないものがわからない。

仕事では、どちらかというと得意な方なんだけど、

家ではもう、散らかりっぱなし・・・

 

病気の調子によるなぁと思う。

かなりまめまめしく動く自分を発見したことがある。

そんな時はほとんどないので、ずぼらな方だと思っていたけど

片付けたいという意思はあるけど片付かない、ということのようなのだ。

 

すっきりしたインテリアが好きなので、

色やデザインは揃えて、収納を工夫するのも好きなんだけれど、

突然片付かなくなるのは、身の回りの物を動かすと混乱する感じがして

手がつけられなくなるからかもしれない。

 

どんどん巣のようになっていくのだけれど、

なんとなく自分を守っている感じもする。その中にいるとほっとする。

 

一応、ゴミはゴミでまとめる。食べた皿やらは当日のうちにゴミ袋へ。

臭いに弱いので、そのあたりは潔癖。

 

文房具類が多いが、「目的別に分ける」方法で散らからなくなった。

例えば、「書く(描く)」「切る」「貼る」「はかる」など。

ひとつクリア。

 

散らかるものとして残るのは、紙類となってくる。

本も多いし、服も多い。家電に楽器にモバイル類・・・

服は、数年前に例の片付けもやって、ゴミ大袋10以上出したこともある。

両親亡くしてから、何年も捨てられていないものも残っている。

アルバムとか、色々な書類とか・・・

 

こうして、自分の人生だけでなく、親の人生の分まで

整理して、いるかいらないか判断しなければならないのが積み残されてる。

 

母の荷物を見ていると、生きていた頃のことがフラッシュバックして

かなりやばい状態になるから、封印してしまっている・・・。

 

まずは自分の人生を整理して、まわしていけるようになって

母の人生とも戦うようにしないと、負け続けてるのだと思う。

 

書類の整理方法は、まだ見えてない。

「相続貧乏になりたくなければ親の家を賢く片づけましょう」

という本を見つけた。

 

相続は終わっているので、対象外な気もしたのだが、

中身を見ると「印鑑」「写真」「田舎の土地」「両親だけの家」を

どのようにしておくといいのかが書かれてあるようだ。

 

自分の人生を終えるところまで考えて整理を始めると

何が重要で、何がそうではないかが見えてくるのかも。

そう思って、購入してしまったが・・・

 

最期は誰かに看取ってもらうのだから、その人にわかりやすく・・・

って、自分の母親と同じだと思った。心配性。受け継いでいるなぁ。

 

私はぼちぼち若い頃に、家族が全員亡くなってしまった。

5年置きくらいに父、祖母、母と亡くなったので、取り立てて不幸ではないけれど。

母が全部喪主をしたのを見て、母の時は私が喪主をした。
 

母は、まだまだ未熟な私を一人で残していくことが、

とても不安で、だけどどうしようもないから準備をしていたのだろう。

 

がんで、1年ほどは元気で働いていたが、病状が急に悪化したときに、

葬儀と相続のことが簡潔に書かれた紙を渡された。叔母にも渡したと言っていた。

どんな保険に入っているか、年金は何を受け取っているか。

大した額ではないが、連絡して止める必要があるものなど、

私が困らないようにしてくれていた。

 

ありがとう・・・と思いたいけれど、どうしても思えない。

 

「ごめんなさい。頼りない娘でごめんなさい。」

 

書類整理に取り組むというのは、ここに向き合うことを意味してしまう。

 

母は完璧主義で手が抜けない性格だった。

頑張りすぎては毒を吐き続けるような人だった。

がんに何回も罹った。

 

私は、そういう母をみて育った。ずっと息苦しかった。

素直にありがとうと思えないのは、ずっと母のするすべてのことが、

私のことを足りない目で見ている感じがして、

出来ない自分を突きつけられているように感じてきたからだ。

 

どれだけやっても足りない自分。

満足してもらえない。出来ていないところを指摘される。努力などして当たり前。

母自身がそういう性格でそういう生き方をしてきたから。

 

私は幼い頃から醒めた目で見るひねた子どもとなり、

大人になってアウトローになりかけた。

やばいと思って、一転、際限なく努力するようになってしまった。

 

私は可哀想な子ではない。あなたなんていなくても自分の人生を生きていけるのに。

 

けれど、結局いま思えば、精神構造は一緒なのだ。

表に出るか裏に隠し持っているか。

 

こんな精神構造の人間は、人を破壊するだけだし、嫌われる。悪い癖。

仲が良くなると素の自分が出て、悪い癖が出て相手を追い詰めてしまう。

気がついて避けられれば、本当の自分はやはり嫌われるとわかる。

自業自得だが、辛い。ずっとこの呪いから逃れられなかった。

重たくて、一体どうしたらいいのか、持て余して、絶望してきた。

 

そばにいてくれる人を傷つけて台無しにしてしまいそうで、自分が怖い。

私とかかわる人すべてに思う。本当にごめんなさい。

ありのままのあなたをゆるすことが出来なくて。

 

私は、こんな自分をゆるして野に放つべきではないと思っている。

愛と自由を希求しながらも。

 

長くなってしまった。

書類整理の分類案を書くつもりだったのだけど、

うっかり地雷を踏んでしまった。

 

でも、手放す準備が少し出来てきたのかもしれない。

今まで意識に上ることもなかったのだから。

 

いい機会になったが、まだ吐き出しきれていない気がする。

もっと向き合おう。